Weller®コントローラー機能説明

WX/WDシリーズコントローラー共通機能

大型液晶搭載
設定温度を確認しやすい大型液晶パネルを採用。
温度プリセットメモリー搭載(3メモリー)
3種類の温度を記憶しボタン一つで簡単な呼び出し。温度は50〜450℃まで設定可能。
セットバック機能
入力時間経過後(0〜99分間)コテ先温度を下げてスタンバイ。温度設定も可能(50℃〜)。コテ先の劣化を保護。
スイッチOFF機能
入力時間経過後(0〜99分間)ヒーターへの電力供給を中止。省資源と安全対策に貢献。(コントローラーのいずれかのボタンで温度復帰)
オフセット機能(キャリブレーション機能)
表示温度を±40℃の幅で温度校正が可能。
温度ロック機能
WD 1000G、WD 2000G、WD 1000GPT:3桁の暗証番号で温度ロック可能。
WSD 81:WCB1/2(オプション)で温度ロック。
摂氏/華氏切替
用途に応じて温度表示を切替可能。
ポテンシャルバランス回路
デバイスへの電気的ダメージを最小限に防ぐ為にポテンシャルバランス回路を形成。導電マットと結線したプラグ(付属)を、コントローラーに挿入するとマット上のデバイスとコテ・ツールは同電位となり、急速な電荷の移動を防ぐことができる。 急速な電荷の移動を防ぐことができる。
それぞれのワークに合わせて3種の設定が可能。
1.プラグ未挿入…1時電源コードとアースにより接地
2.プラグ挿入 …プラグとアースケーブルを接続、導電マットに接続(ポテンシャルバランス)
3.プラグ挿入 …抵抗を介した設置を必要とする場合は、プラグとアースの間に取り付ける。(ソフトグランド)
ハンダゴテ2本接続
対応ハンダゴテ・ツールを同時に2本制御可能。作業台の省スペース化が図れる。
※2本接続時、合計電力の合算が、コントローラーの最大電力供給量以下の場合に限ります。

WXシリーズコントローラーの機能

PC接続
USBインターフェイス搭載。的確なデータの記録や様々なアプリケーションに対応(専用ソフトウェアは、対応機種に同梱)
トレーサビリティ
ハンダ作業のトレーサビリティーが簡単に取れ、日常の記録業務の手間が省けます。
温度プリセットメモリー搭載(2メモリー)
各チャンネル2種類の温度をプリセット。ボタンひとつで簡単呼び出し。
モーションセンサー内蔵
コテ静止時間の設定でスリープモード/オートOFFに入ります。省エネに貢献。
LC グラフィックディスプレイ(ブルーバックライト)
帯電防止ガラスのタッチパネル。直感的に使える円形タッチパッドを採用。
ハンダ付け自動機とのインターフェースによる接続
Window 機能・エラー表示・作業管理。
ハンダゴテオペレーション
前面ポートにUSB メモリーを差し込んで、ファームウェア更新・パラメーター設定・作業データの収集が可能。
省エネルギー設計
WXコントローラーを介しWellerプレヒーターWHPシリーズやヒューム吸煙機WFEシリーズとハンダゴテを連動、コテのスリープモードに合わせ接続機器もスリープ。 さらに本シリーズのハンダゴテも省エネ設計。ヒーター先端の蓄熱部と熱ロスのない熱伝導設計は無駄なエネルギーを省きます。
Wellerアクセサリーとの連携
Wellerアクセサリー(WFE吸煙機・WHPプレヒーターシリーズ)と連携管理。コテがスリープモードに入ると接続アクセサリーも連携してスリープ開始。
LED
グリップに組み込まれた円形LED でコテの動作状況(昇温・温調・待機)を視認。
メモリー機能
コテに内蔵されたマイクロプロセッサーにより、作業パラメーターを簡単に記録。