Weller®ハンダステーション

Weller®は1959年にドイツで創業、画期的な自動温度調整ハンダゴテを開発し宇宙開発や通信機器のアセンブリー技術に無くてはならないハンダゴテとしてNASAやベル研究所の指定工具としての信頼を得、現在のエレクトロニクス工業の発展とともに歩んできました。常に最新のエレクトロニクスに欠かせない高品質のハンダ機器をお届けします。

WP/WSP/WXシリーズ ハンダゴテの特徴

快適なソルダーリングを追求した3つの特徴

ヒーター部に大容量蓄熱部を搭載、急激な温度ドロップを抑制、コテ先の温度安定化を実現。ハンダ付け時間の短縮が図れます。

センサー部にプラチナセンサーを搭載。熱伝導性が高い銀コアとの組み合わせで温度復帰力を高めます。

交換可能なコテ先と高性能ヒーティングエレメントの面接触構造で、効率良い熱伝導を実現しています。

コテ先の小型化により実現~優れたコストパフォーマンスモデル

Weller独自の熱伝導設計により、消耗部コテ先の小型化が実現し、省資源化を図っています。

WX/WDシリーズコントローラー共通機能

大型液晶搭載
設定温度を確認しやすい大型液晶パネルを採用。
温度プリセットメモリー搭載(3メモリー)
3種類の温度を記憶しボタン一つで簡単な呼び出し。温度は50〜450℃まで設定可能。
セットバック機能
入力時間経過後(0〜99分間)コテ先温度を下げてスタンバイ。温度設定も可能(50℃〜)。コテ先の劣化を保護。
スイッチOFF機能
入力時間経過後(0〜99分間)ヒーターへの電力供給を中止。省資源と安全対策に貢献。(コントローラーのいずれかのボタンで温度復帰)
オフセット機能(キャリブレーション機能)
表示温度を±40℃の幅で温度校正が可能。
温度ロック機能
WD 1000G、WD 2000G、WD 1000GPT:3桁の暗証番号で温度ロック可能。
WSD 81:WCB1/2(オプション)で温度ロック。
摂氏/華氏切替
用途に応じて温度表示を切替可能。
ポテンシャルバランス回路
デバイスへの電気的ダメージを最小限に防ぐ為にポテンシャルバランス回路を形成。導電マットと結線したプラグ(付属)を、コントローラーに挿入するとマット上のデバイスとコテ・ツールは同電位となり、急速な電荷の移動を防ぐことができる。 急速な電荷の移動を防ぐことができる。
それぞれのワークに合わせて3種の設定が可能。
1.プラグ未挿入…1時電源コードとアースにより接地
2.プラグ挿入 …プラグとアースケーブルを接続、導電マットに接続(ポテンシャルバランス)
3.プラグ挿入 …抵抗を介した設置を必要とする場合は、プラグとアースの間に取り付ける。(ソフトグランド)
ハンダゴテ2本接続
対応ハンダゴテ・ツールを同時に2本制御可能。作業台の省スペース化が図れる。
※2本接続時、合計電力の合算が、コントローラーの最大電力供給量以下の場合に限ります。

WXシリーズコントローラーの機能

PC接続
USBインターフェイス搭載。的確なデータの記録や様々なアプリケーションに対応(専用ソフトウェアは、対応機種に同梱)
トレーサビリティ
ハンダ作業のトレーサビリティーが簡単に取れ、日常の記録業務の手間が省けます。
温度プリセットメモリー搭載(2メモリー)
各チャンネル2種類の温度をプリセット。ボタンひとつで簡単呼び出し。
モーションセンサー内蔵
コテ静止時間の設定でスリープモード/オートOFFに入ります。省エネに貢献。
LC グラフィックディスプレイ(ブルーバックライト)
帯電防止ガラスのタッチパネル。直感的に使える円形タッチパッドを採用。
ハンダ付け自動機とのインターフェースによる接続
Window 機能・エラー表示・作業管理。
ハンダゴテオペレーション
前面ポートにUSB メモリーを差し込んで、ファームウェア更新・パラメーター設定・作業データの収集が可能。
省エネルギー設計
WXコントローラーを介しWellerプレヒーターWHPシリーズやヒューム吸煙機WFEシリーズとハンダゴテを連動、コテのスリープモードに合わせ接続機器もスリープ。 さらに本シリーズのハンダゴテも省エネ設計。ヒーター先端の蓄熱部と熱ロスのない熱伝導設計は無駄なエネルギーを省きます。
Wellerアクセサリーとの連携
Wellerアクセサリー(WFE吸煙機・WHPプレヒーターシリーズ)と連携管理。コテがスリープモードに入ると接続アクセサリーも連携してスリープ開始。
LED
グリップに組み込まれた円形LED でコテの動作状況(昇温・温調・待機)を視認。
メモリー機能
コテに内蔵されたマイクロプロセッサーにより、作業パラメーターを簡単に記録。